急速に開発が進む介護ロボット

認知症防止に効果

高齢者福祉施設の中で、介護ロボットを導入するケースも徐々に増えてきています。
高齢化社会が進んで、高齢者医療や福祉を利用する人が増加する一方でそのケアをする看護従事者の供給が追い付いていませんので、今後ますます介護ロボットの役割は重要性が高まるとみられています。

介護ロボットの中にはただ単に介護サービスを提供するだけでなく、会話のできるようなロボットの開発も進みます。
常日頃から高齢者とコミュニケーションのとれるロボットがいれば、物忘れなどの認知症予防効果が期待できます。
またロボットの存在はまだ私たちの身の回りでは珍しいので、そこで介護をロボットが担当することで、利用者に驚きをもたらしてくれます。
このような刺激が、より日常生活における張り合いを持たせてくれる効果も期待できます。

スタッフの負担軽減に

先ほども少しふれたように、介護従事者の数が利用者の数に追いついていないのが現状です。
このため、1人1人の介護従事者にかかる仕事の負担がどうしても大きくなってしまいます。
もし介護施設で介護ロボットを導入すれば、介護従事者の仕事の負担を軽減できます。

現在介護ロボットというと、入浴や食事の介助を行うような、利用者の体の動きをサポートできるようなものに限定されています。
しかし開発は進められていて、今後は高齢者のレクリエーションにも対応できるような機種が登場する可能性も高いです。
レクリエーションの企画立案は介護スタッフにとって、意外と負担が大きいといわれています。
このレクリエーションに介護ロボットも携われるようになれれば、介護スタッフの負担軽減という意味でも大きなメリットが期待できるわけです。

家族全体へのメリット

介護サービス利用者で家族のいる場合、定期的に家族と会話をするにしても会話の話題に詰まってしまうことはありませんか?
会話のできる介護ロボットがいれば、家族にとって意外な話題を振ってくれる可能性もあります。
このことで、家族同士の会話にも刺激が加わりより楽しいひと時を過ごせるようになれる期待も持てるでしょう。

今後の介護ロボットは、個人識別能力や発話制御システムとよりハイレベルのものが登場すると言われており、そうすれば、受動的に話をするのではなく人に対して自ら話しかけられるような機種が登場してくる可能性も出てきます。
その結果、高齢者の脳を刺激して若々しく日々の生活が営めるわけです。このように介護ロボットの今後果たす役割は、非常に重要な意味を持ちえます。